理性の恵み



 愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます<コリントI 13章4節〜7節>


 こちらでは、理性の恵みについてです。

 以前、アドバイスされたことや自分の経験にもとづいたことなどを絡めながら説明しています。




1.固執のフラジャイル
2.直観による救済
3.海辺の口笛吹き
4.理性の恵み



固執のフラジャイル

 もし、あまりにもひんぱんに誰かのミスに固執したり、自分の価値観を押しつけたりして他の人を非難している人がいたら、老若男女を問わず気をつけてください

 自分よりも立場の不安定な人にばかり固執している場合、また論理の範疇がミステリアスなほど狭かったり、主語が抜け落ちていたりする場合はなおさらです。

 もちろん、一時的に誰かのことが気になったり、気分や価値観を損なわないように意見を言ったりする程度なら、誰にでもありますよね。

 けれども、常識的に考えても本来問題にならないようなことに固執している場合、よからぬことを企んでいる可能性もあります。

 穿った見方をすれば、前述した気質の持ち主の場合、自殺や精神疾患や人口減少などの深刻な社会問題を一番起こしやすいため、社会不適応者を次々に作ってしまう瑕疵があります。人によってはミステリアスなAIのような印象を受けるかもしれません。

 なかには、そのショッキングなメンタリティから、漫画『進撃の巨人』に出てくる巨人やゴーストのような存在を連想する人もおられるかもしれません。

 前述した気質の持ち主の場合、シンプルに生産性という観点から考えても、立場や生産性が不安定な移民や障害者やひきこもりとは比べようにならないほど深刻です

 なお、人にはそれぞれ事情がありますので、移民や障害者やひきこもりを問題視する気はありません。


直観による救済

 僕は、さまざまな人間や社会を見たり、長いこと自殺系サイトを運営したりしてきましたが、前述したことを実感させられたことが多々ありました。

 これは職業や立場にかかわらず、宗教や思想に関わらず、マイノリティやマジョリティにかかわらずに気質の話になります。

 もし、こちらで指摘した気質の持ち主がもっともらしい建前を強調し、ひんぱんに接触してきたり、個人的過ぎることを根掘り葉掘り聞いたりしてくる場合注意してください。具体的な理由さえ述べなかったり、主語が抜け落ちていたりする場合はなおさらです。

 こういうことを言うと、とくに若年層の人は人間不信になってしまいそうになるかもしれませんね。

 けれども、今回の話があなたの心の片隅に残り、ふとした拍子にこちらで説明したことを直観し、あたかもミステリアスだと思った相手には個人的すぎる情報は伝えず、寄りつかせないほうが無難です。

 ましてや、昔からよく知らなかったり、共通の親しい知人がいたりするわけではない相手は、しばらく信用しないほうが無難です。


海辺の口笛吹き

 他人に自分の価値観を押しつけようとしなければ気が済まない気質の持ち主と価値観が合わないことがあっても、感情的になって対抗しないほうが無難です。

 ちなみに、僕はそうしています。

 それにしても、つい感情的になり、視野が狭くなってしまうことは誰しもありますよね。

 もし、感情論に陥って視野が狭くなりそうになったら、その対象から距離を置いてみたり、深呼吸をしたりして客観的になってください。

 つい、キレそうになったときは、冷静に事情を俯瞰して大らかな態度を心掛けてください。

 それでも、うっかりキレそうになったときは、穏やかな海辺の風景でもイメージして心を落ち着かせてください。


 もし、ひんぱんにキレそうになってしまう場合は、他人から押しつけられたり、すり込まれたりしたわけではないナチュラルな生き甲斐や自己実現を探してみるのもいいでしょう。

 ちなみに、生き甲斐や自己実現は食材と同様に、ナチュラルであっさりしているほうが副作用がないので無難です。






理性の恵み

 ところで、前述したように僕はいままでにさまざまな人間や社会を見たり、長いこと自殺系サイトを運営したりしてきました。

 そうした経験の総和から、冒頭のほうで述べたことに加え実感させられたことがあります。

 どういうことかというと、精神障害者や未成年でもないのに一方的に他人の個人としての尊い権利を容赦なく奪う人は、容赦なく奪われて力を失うことになるということです。

 たとえ、大義にもとづいていたとしても、そういう風に時代の流れに逆行するように変なことばかりしていれば、いろいろ噂になったりトラブルが起きたりして立ち行かなくなってしまうのは必定です。 


 転じて、惜しみなく与える人は、惜しみなく与えられて恵まれていくことになります


 それから、日本のように典型的な高信頼社会の場合、ハンディがあったりすこし変わっていたりしても、知恵や経験に投資する習慣があり、



 理性的で腰が低く、他人の個人としての尊い権利を尊重できる人がロングスパンでは一番得をすることになるということです


 こうしたことには、時代や社会情勢も多少関係していますが、コミュニティや社会の場合も同様です。

 理性の恵みが、こちらを気に入っているあなたにもありますように。

<涼風に吹かれながら言葉を寄せて>









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